ゆーすけと愉快な仲間達。アヒャ!

シンク技

これは俺と本Dがいた頃の初期の某腐れ居酒屋の話。そうだ。N店長が現役のウチの店長だった頃だ。

何度も何度も書sいてきたが、非常に気狂いな職場。N店長の逆鱗に触れれば、すぐに「なにやってんだよ!てめぇ!ありえねぇから!」を連発で浴びせられて、誰しも一瞬にしてブルーになる。もはや監獄同様な職場。おちゃらける術もあったもんじゃない。如何にしてN店長の虐げを食らわずに長く続けるか。如何にしてN店長の隙を伺ってタバコを吸うか。これにかかっていた。

さて、タバコというのは本来、バイト中に吸えるものでもない。ただこの暗躍腐れ居酒屋は、おかしなことに「何気に吸ってもOK!」とかいう意味不明な暗黙の了解があった。
どうやら幹部連や社員が吸いたいから、バイトに対しても仕方なく許していたという話が有力説だが。

そんな店なのだが、このN店長の時代のウチの担当幹部がまた気狂い。
この幹部はタバコを吸わない人で、それを周りに押し付ける。いつの間にかバイト連中を含め、店長クラスまでも吸えないという御触れが発生。そう。酷い事に何故かウチの店だけ虐げの対象となっていたのだ。

店長は従順に幹部の言うことを聞いて、周りにタバコを吸わせない。しかし、そこはN店長。自分は吸う。限りなく吸う。「いやぁ、昨日ハナハナがよぉ」スロットいきすぎ。

それでも吸うのがウチのバイト&社員連中。
まずは社員のおっさんが洗浄器の辺りで吸う。店長が来たらすぐに隠す。煙?それがな、洗浄器の湯気に紛れるんだな。これが。
N店長に見つかっては確実に命が無い。それは百も承知。
だからこそ百戦錬磨のS裏でさえトイレに行って一服するほど。ありえねぇ。

んじゃ、俺と本Dはどうしてたか?
俺は基本的にほとんど吸わなかった。当時は入ったばかりで理性がコントロールできていたのだろうか。

しかし、暗躍本Dは吸う。これでもかというほど吸う。

時にはステンレスの台に隠れて一服。
-20度の大型冷凍庫の中に入って一服。
食材が入っている冷蔵庫の扉を盾にして一服。

まぁ、俺もたまに吸っていたし。見つからないようにするには、大型冷凍庫が一番都合が良い。閉めてしまえば氷の世界だ。
まさに必死な戦い。吸うか吸われないか。なんともありえない。しかし、それならまだよい。

ついに本Dは究極の技を披露した。

ある時、仕事中に何気に通りかかったら、本Dがシンクに顔ごと突っ込んでいるではないか。
しかも、首を90度下に向けてなにやら怪しげな煙をウヨウヨとくねらせて。

本D「ご。。。ごふっ。。。がはっ。。。」

狂っている。マジかおまえ。シンクに顔を突っ込んでも、タバコの煙はバレバレだろ!?大体、その格好が変態すぎる。なんだそれ?

狂気のごとく首を直角に折り曲げてタバコを吸う本D。下を向けば煙は上に昇り、顔面を直撃するのは当たり前。むせすぎ。

俺「ぎゃははは!!!」

俺は笑いが止まらなかった。ネタ以外の何者でもない。あからさまに自爆ネタだ。タバコ吸いすぎ。

N店長と幹部が去ってタバコOKになっても、俺達は通称「シンク技」を使うようになった。もちろんワザとに。煙でもがいている自爆光景がたまらなく面白かった。

俺と本D「煙たいモナ( ´∀`)」

頭おかしい。

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