ゆーすけと愉快な仲間達。アヒャ!

寄Tさんは駐禁でEND

またしても時は年末。さすがの某腐れ居酒屋も、ありえないほどに年に一番の稼ぎ時だ。

この頃は昔の暗躍気狂いアヒャバイト仲間は皆辞めてしまい、俺1人の暗躍独壇場と化していた。店長?山田?無いから。

さて、こんな時期なのに、主任である寄Tさんはいつもブヨブヨと豊満な体を揺らしながらミスってばかり。当然、幹部連から虐げられまくりな毎日。

巧打「なにやってんだよ!寄T!」

怒声が飛び交う酷い店。さすが全国ワースト5には入るほど悪名高い居酒屋だ。お客がいようといまいと関係ナシ。虐げたいから虐げる。ここは戦場か。大体、カルピスサワーを×××サワーと言ってしまうところが狂っている。

そんな寄Tさん。この人は至上稀に見る「お人よし」だ。何を言われても苦笑いで済ましてしまうし、なにより他人を気遣うことに長けている。でも報われない。そんな人、いるでしょ?

ただひとつだけおかしいところがあって、寄Tさんはドライブ好きだということ。それも、極度の気狂いスピード狂なのだ。

俺もなんだかんだで、車乗っている時は直線に限り、結構なスピードを出していた。一時狂ってた時には高速で175キロとかだしてた。苫小牧から札幌南インターチェンジまで20分とかありえない。

しかし寄Tさんは俺を遥かに超えるレベル。車に乗ると人が変わるのだろう。峠とかで気狂い走行しまくりだ。どれだけストレスあるのよ?本気でイカれてしまってる。

そんな寄Tさんなのだが、実は前の年にスピード違反でエンディングを迎えているらしい。そう。免停状態で車に乗ってスピード違反、そして免許取消を食らっていたのだ。免許ナシー!ヽ(゚∀゚)ノ

唯一の楽しみであるドライブも不可能。ただでさえ休みが無い会社だが、それに加え友達もいない彼女もいないネットもやらない車にも乗れないとは、かわいそすぎる。趣味がゼロだ。
それでも、いつかまた乗れる日を夢見て、自分の所有する愛車は実家に置いてあるとのこと。スターレットらしいが。

そんな状況のある日、何をトチ狂ったか、突然寄Tさんが車で出勤してきた。

 

寄T「いやぁ~、どうしても乗りたくてさぁ~。親の目を盗んで持ってきた。アヒャ!ヽ(゚∀゚)ノ 」

 

おいおいおい!あんた、実家から乗ってきたんか?だってここから140キロは離れた街だぞ?しかも無免許で?どうした寄T!?狂ったのか?

かなり無理矢理な行動だ。だって、状況的に路駐できないし、スピードも出せないし、シートベルトで捕まることもできない。警察に見つかった瞬間に逃げるか虐げられるかで死亡だ。リスキー!ヽ(゚∀゚)ノ

 

そしてついに後日、寄Tさんが青くなっていた。

 

寄T「・・・駐車禁止の紙貼られた・・・ 」

 

アヒャ!ヽ(゚∀゚)ノ 何やってんの?

 

俺「でも、出頭要請来なければ行かなくても良いですよね?」

 

そう。出頭要請がなければ全然無視して良いのが道産子クオリティ。元から無かったことにできる。さすが甘甘な北海道だ。

 

寄T「あ、そうか。そうだよね(*゚▽゚)」

 

そうそう。何も焦ることはない。冷静にしてれば良いのだ。

その刹那

 

バイトA「寄Tさ~ん。警察の方からお電話です。」

 

アヒャ!ヽ(゚∀゚)ノ 寄TさんEND!終了。

あっという間の出頭要請。突然すぎて正直笑った。自業自得だな。

 

寄T「やべぇよ!駐禁だから警察来いって言われた~!」

俺「・・・あ~あ。無免許ですよね?普通に逮捕ですよ。寄Tさんサヨウナラ。」

 

これは仕方が無い。法律違反は虐げの対象だ。ありえるから。

しかし、この後だった。

 

寄T「・・・ゆーすけくんって点数ある?」

俺「はい?」

寄T「10万で身代わりになってくれ!」

 

ありえねぇから。狂いすぎ。

そりゃね、正直フリーターの俺にとっては10万は魅力だよ。アヒャ!ヽ(゚∀゚)ノ できるし。
でも俺は丁度このとき、ゴールド免許の3ヶ月手前の時期。スピードは出す時は出すが、シートベルトも必ず締めるし、一時停止も怠ったことはない。支笏湖ジャンプでありえない落下は経験しているが、警察に捕まったことは一度も無い。大体肩代わりがばれたら俺もエンディングだろ。光り輝く免許になりえないから。

 

俺「あの、俺、来年ゴールドなんですけど・・・」

寄T「駄目?駄目なの?んじゃ、20万でどう?」

 

おいおい、20万ってアンタ。。。

壊れた寄Tさん。確実に現世に戻って来れないのであろう。すでにいつもの人の良さが無くなっている。そうか、人は窮地に立たされた時にこんなになるのか。

 

俺「ん~、だから俺は光り輝く免許なんですよ。点数?満タンですから。」

 

そういうと、踵を返した寄Tさんは他のバイトに言い寄り始めた。あの、今店が大変混雑していてピークなんですけど。。。

 

寄T「誰かっ!お願いっ!お金20万出すから替わりに警察行って!」

 

もう必死な寄Tさんを見兼ねたのか、世津蔵さんが出てきた。

 

世津蔵「ホントに20万?俺が行ってもいいよ。」

寄T「本当?マジで?アヒャ!ヽ(゚∀゚)ノ 」

 

金で動く気狂いスロッター世津蔵。そうか。そんなもんか。

後日、ちゃんと警察に出頭した世津蔵さん。予定していた20万は、何故か持ちかけた本人の寄Tさんが値切って10万の契約になっていた。なんでも2回払いらしい。

世津蔵さんは貰ったお金を見事にスロットで使いきり、満足したそうだ。狂ってやがる。

上に戻る