ゆーすけと愉快な仲間達。アヒャ!

三浦の鮭おにぎり

それは乃髪店長時代。

バイトメンバーも替わり、非常につまらない環境と化していた某腐れ居酒屋。
乃髪店長は幹部に取り入る為、バイトを犠牲にしてでも限りない暗躍を繰り返していた。
社員も様変わりし、異動でやってきた三浦というヤツが調理場でうごめいている。

この三浦はその昔、ネット上で話題になった「古式タソ」みたいなヤツ。まさにマグロ100%だ。
あまりに仕事ができないので、飛ばされてきた社員らしい。そんなヤツいらないって。
その癖、三浦はなにかとグチャグチャ言う。やめてくれ。俺達バイトの仕事の邪魔だ。ホールに行っててくれ。

俺と本Dは三浦に「マグタソ」というニックネームを付け、相変わらず調理場内で暗躍していた。

 

そんなある平日の事。かなり暇だった俺は、調理場で煙草なんか吸いながらマッタリしていた。今日は三浦と2人で調理場。かなり具合わりぃ。

そんな中、オーダーであるおにぎりを三浦が失敗した。おにぎり失敗って何だよ。俺は唖然としながらも見ていたのだが、あろうことか三浦は失敗したおにぎりを客に出していた。

やべぇよ。乃髪店長に見つかったら…

俺がそう思った刹那、乃髪店長は飛んできてブチ切れる。

 

乃髪「何やってんだ!三浦!てめぇ!」

 

皿を床に叩きつけて割り、狂気乱舞。まさにN店長並。まぁ、N店長が入社した時に教えてるほどの人だからな。結局DQNか。

 

三浦「すいません・・・」

 

謝る三浦。ゴテゴテのおにぎりと皿が床に散らばっている。あ~あ、だから言わんこっちゃない。

ブチキレまくる乃髪店長だったが、さらにそこで面白いモノを発見する。

 

乃髪「なんだ?コレは!?」

 

顔をさらに獅子のごとく真っ赤にしながら、レンジの下から何かを取り出した。
なんと 「鮭おにぎり」だ。ホカホカの鮭おにぎりが出てきたではないか。

 

乃髪「お ま え !後で食べるつもりだったんだろ!?( ゚Д゚)ゴルァ」

三浦「すいません。すいません。」

乃髪「み~う~ら~!」

ゲシッ

蹴りだ。蹴ってやがる。
必死に謝る三浦を容赦無く蹴る乃髪店長。三浦は直立で両足を揃えながら「く」の字に曲げて耐える。なんだその中途半端な体制。「く」の字すぎ。

おにぎりを隠す程卑しい三浦。そしてそれにブチ切れる乃髪店長。
なにかと三浦を目の仇にしている乃髪店長だが、この事件はほんの始まりに過ぎなかった。

この後、突然にして三浦はエンディングを迎えることとなる。そう、「マグタソ」と言われる所以の事件が起こるのだ。

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