ゆーすけと愉快な仲間達。アヒャ!

Y識てめぇ!

いつも軽快に悪魔が暗躍する居酒屋。
N店長がいた頃は、いつも事件が絶えない。

ある夏の日だった。

時期はお盆ということもあり、店は大繁盛。バイトはテンパイ。
こうなってくると、N店長はいつもに増してピリピリピキピキ。いつ「ありえねぇから!」が発動してもおかしくない。

そして、宴会客のピークにそれは起こった。

宴会料理というものはあらかじめ準備をしておくことができる。なにぶん大量な料理を作るので、材料発注もそれに合わせて事前に行われる。もちろん、ミスると危険だ。大量な損失の上に、料理にかける時間も無駄になるからだ。

続々と宴会が入り、次々に調理場から宴会料理を出す。通常の客も重なって、皆テンパイ。
俺も必死に料理を出していく。宴会料理は即だ。
うちの店は特殊らしく、個室は上の階にあるので料理用のエレベーターを使って上げる。

そこにホールのY識という女バイトが現れた。
こいつは非常にマズイ仕事をすることで有名。今までにも数々の過ちの末、N店長に殺されかけている。
そんなY識が何気にエレベーターに料理を運んだ。

その時だった。

ガンッ!ぼとぼとぼとぼとぼと・・・

なにやら悲惨な音が鳴り響く。床には揚げたての揚げ物が散らばっている。この忙しい時にせっかく作った揚げ物を落してやがる。やってしまった。

そこに丁度良く、N店長がホールから戻ってきた。うわ!なんて事象率が高いんだ!危険だ!

 

N店長「おまえ何やってんだよ!Y識てめぇ!!!(#・∀・)」

ゲシッ!

 

顔を獅子のごとく真っ赤にしたN店長はY識を蹴る。仮にもY識は嫁入り前の女だ。しかもバイト。それなのに容赦無く、蹴り。鬼畜だ。ありえねぇ。

N店長「揚場の人に謝れ!早く謝れ!!(# ゚Д゚)」

物凄い剣幕でブチ切れるN店長。泣きながら謝るY識。恐ろしい。

その蹴りは他のバイトにとって脅威であり、伝説となって今でも語り継がれている。

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