ゆーすけと愉快な仲間達。アヒャ!

そうめん破棄

俺が在籍していた伝説のDQN居酒屋。
N店長の時期の最盛期にはバイト7人+社員3人という悲惨な状況で店が回っていた。
N店長を筆頭に、どいつもこいつもキャラクターが濃い。あれは仕事していたんじゃなくて発狂していた。まさにパラレルワールド

居酒屋には宴会メニューというものがある。
お客さんが大人数で予約するときに便利なものだ。実際の1人頭の金額は、料理数を考えるとボッタクリなのだが。
一時期この宴会メニューに「そうめん」があった。

あるとき、俺がいつものようにフライパソを煽っていると、宴会が入った。この宴会はそうめんが付く。
20人だったので、俺はこんなもんで良いかな?と思う量のお湯を沸かし、20丁茹でる。
麺類は入れたらまずかき混ぜる。例外なく俺は菜箸でそうめんを回すのだが、、、

ちぎれる。見事にボロボロ。何でだ?

どうやら俺は水の量を間違ったらしい。白い泡と共にそうめんが溢れている。やばい。N店長に見られたら殺される。亡き者にされる。
俺はもう必死の形相でかき混ぜる。時間にして5分は経過。遅すぎる。駄目だ。ありえねぇ。
そこに本Dが登場。「どうよ?そうめん出来たのか?アヒャ!(・∀・)」
アヒャ!じゃねぇよ。俺の寿命が迫っているんだよ。このまま裏口から消え去りたいんだよ。
俺は「いや。。。これ、どうする?」と返す。
ありえない程に煮え立ったボロボロのそうめんを見た本Dは、一瞬にして顔が青くなる。悪魔の顔もブルーだ。

そうめん20丁失敗。N店長はレジ前にいる。なんか走馬灯が見えてきた。さぁ、どうする?もうこれはやるしかない。

俺は鍋を掴むや否や、一気にゴミ箱へ投入。これでもか!という速さで破棄。凄まじく破棄。

もうね、あれは凄かったね。青い顔で鍋ごと逆さにしたもの。20丁破棄だよ。
さぁ、これで証拠は無くなった。よし。
そこへN店長が参上。ニヤニヤニヤニヤしながら
「そうめん出来る~?( ゚∀゚ )」
ヤバイ。死ねる。
俺「いえっ!今やりますっ!」
慌てて乾麺を探す俺。やった!なんとか20丁あった!
無事俺は削除されずに済んだ。

もちろん後でN店長が発注の時
「あれ?そうめんもう無いっけ?」
等と言っていたが、俺は知らない。あれは夢だったことにした。当然のごとく40丁使ったけど。

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