今やアルバイトでも試験がある時代。

謎の面接

俺は数々のアルバイトを経験してきた。
調理やホームセンターや牧場でも働いたことがある。
そんな俺にも、受かってから断った幻の仕事があった。

それはPCのインストラクター。
応募した動機は、PC歴が比較的長くて狂ったようにネットしている自分には向いているだろう。と勝手な思い込みからだった。
とは言っても、さすがにWEB業界に就職する自分としては正直自信があったのだろう。昔は教師になろうと血迷ったこともあったし。

いざ面接日。
指定された時間より15分程早く到着。基本だな。
さぁ、どんな面接なのか?おお!女の子じゃん!男いねぇ!
よし!

…いきなり渡されたのはプリント。
女の人「適正試験ですので、5分で回答して下さい。」
なんだそれ?聞いてねぇぞ。しかも5分かよ。
まぁ良い。やってやるさ。どれどれ…

第一問
次のうち、パソコンの頭脳であるCPUの能力が高いのはどれか?
a: 10Mhz   b: 1Mhz   c: 100Khz   d: 1Ghz

あのな…いくらなんでもこんな問題あるかよ。仮にもインストラクターのバイトの面接に来てるんだぜ?こんなの適正にすらなっていない。dだろ。
これは何だ?単位のお勉強か?

こんな感じで問題は続き、なんなく回答を重ねる。でも考えるもなにも、問題数が多くて5分以内には終わらない。そして、女の人は余裕で10分後に現れた。おかしいだろ。
そこで2枚目を渡される。これも5分らしい。またかよ。

その2枚目…
使用可能なアプリケーションを5段階で自己評価にするやつだったんだけど、
WORD・EXCEL・ACCESS・POWERPOINT・OUTLOOK、そして各OS等…

ぎゃはっ!使えねぇ!無理w

Windows98=昔使っていたな。→4
WindowsME=98と変わらんだろ。→4
Windows2000=MyBestOS!→5
WindowsXP=学校で使ってるや。→3
WORD=文章打てるから良いか…→3
EXCEL=ああ、マクロ組めんわ。→2
OUTLOOK=あら?大丈夫ね。→4
POWERPOINT=プレゼンは俺はFlashを使う。→1
ACCESS=知らん。→1

ありえねぇから。オフィス系ばっかじゃん。俺にとっては必要無いし。
なんかむかついたんで、最後の「その他(     )」の狭い欄に

Flash・Dreamweaver・Fireworks・Illustrator・Photoshop・Premiere・Aftereffect・painter・Shade・Lightwave3Dって書きまくってやった。これで満足

そんなこんなで本面接へと続き、色々とお話を聞いた。話を聞くうちに、段々ヘッドギアを被せられて洗脳されている気分に。あれは濃厚なサブリミナルだった。
そしてなんとか一命を取り留めて無事帰宅。結局出合った社員さん、皆女なのね。益々怪しい。後日、採用との連絡があったが、丁重にお断りしました。別にやっても良かったんだけど、丁度他の面接も受けていてそっちのほうが早く決まったのな。微妙に残念。
でも採用に至った決定打は何だったんだ?ありえねぇ。

もしも俺がかき回したら、どんな惨状になっただろう…

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